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第81話 打ち明ける

ผู้เขียน: 甘梨鈴
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2026-01-04 17:00:19

 泣いてるエマに気付いたのか、ルシアンの手が止まった。ゆっくりと動きが引いていき、エマは安堵に息を吐き出す。

 ふわりとドレスの裾がめくられ、ようやくルシアンが顔を見せた。

「ぁ……ルシアン、さまっ……」

 美しい銀の髪に、ルビーの瞳。

 その姿を見た瞬間、エマは安堵する。

(ぁぁッ……ルシアン様だ)

 エマの顔は涙でひどく濡れていた。

 それに気付いたルシアンが、困ったように眉を下げた。

「すまない……泣かせるつもりはなかったのですが」

 そう言って、ハンカチで涙を拭ってくれる。

 エマは脚を閉じて、居住まいを正した。ドレスの裾を軽く整えながら、ルシアンに微笑む。

「んっ……だ、大丈夫ですっ。ごめんなさいっ」

 ルシアンはエマの躰を気遣って、気持ちよくしてくれたのだ。

 それを、途中で泣いて止めてしまうなんて。

 謝るのは、むしろエマの方だ。

「せっかく、手当してくださったのに……僕……こわくてっ」

「気持ちよすぎて、怖かったですか?」

 ルシアンの言葉に、エマは目を見開いた。

(すごいっ。どうして分かるんだろう?)

 エマはコクリと頷いて、ルシアンに謝る。

「あの……な、慣れてなくて、すみませんっ」

「謝ることはありません。慣れていたら、私が困りますから」

「え?」

「……こんなに気持ちよくなるのは、私が初めてですか?」

 ルシアンが、真剣な瞳で尋ねてくる。

 どこか緊張しているようにも見えて、エマは不思議な気持ちで頷いた。

「はい……その、恥ずかしながら……愛撫して頂くのは、ルシアン様が初めてで……」

 エマは頬を赤く染め、もじもじしながら答えた。

(でも、ルシアン様だから、気持ちよく感じるのかな)

 レオナールはエマを虐めて痛めつけるが、ルシアンはいつも、エマに優しく接してくれる。

 まるで、大切な人にするみたいに……。

「僕、……ルシアン様に触れて頂けて、幸せです
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